今回は僕が6・7月中にバイク旅行をしたときの話を織り交ぜながら解説。
バイク、自転車が一番面倒くさい旅スタイルだと思うので参考にしていただければと思います。
退職後の役所などの手続きが全て終わっていない人で
その間に旅に出ても良いかどうか分からない人が多いと思います。
そういった人へ向けて僕が事前に準備したことや実際に2ヶ月旅をしてみて困ったことなどを書いていきます。
4週間以上の長旅と失業給付の並行は相性最悪
認定日1日、求職活動1日が必要なので帰ってくる必要が出てきます。
5~6月に集中する税金・社会保険の支払い
- 固定資産税 5月初頭
- 自動車税 5月末
- 住民税 6月末
- 国民年金 2・4・6・8・10・12月末(年6回偶数月、一括も可)
- ※国民健康保険 6月末(年10回に分割)
※任意継続保険を選んだ場合は関係なくなります。
上記の税金や社会保険は支払い期日を過ぎても1ヶ月以内であれば
督促状が来るだけで延滞料が掛からない場合があるのでそこも含めて旅に出るか考えましょう。
退職した時期が5,6月なら近場の旅で予行練習をしてから
1ヶ月以上の長旅をするのがオススメです。
普段旅行しないので当然なのですが意外と忘れ物や足りない物が多くて驚きます。
電気、ガス、水道、ネットのライフライン中断について
中断方法や細かい注意点を書きます。
水道(名古屋市上下水道局)
インターネットからもできますが電話5分で中断申請ができます。
似たような住宅が並んでいる家だと「南から何件目ですか?」といった細かい場所を聞かれます。
中断しない場合は基本料金1300円/2ヶ月が掛かります。
ガス(東邦ガス)
中断時は外にガスメーターが出ていれば立会いは不要です。
再開時はガス漏れチェックをする必要があるので立会いが必要です。
長年契約していて長期間利用割引(9%引き?)がある場合は
中断することで1年間は割引プランに入れなくなります。
一番使う冬場を見越して止めるかどうか考えましょう。
中断しない場合は基本料金759円/月が掛かります。
電気(中部電力)
中断が無くて廃止しかないので繋ぎっぱなしにするしかないです。
ただし検針日間で使用量が0だと基本料半額になるので
その間はブレーカーを落とすだけでOKです。
一人暮らしの30アンペアだと基本料金860円/月掛かります。
余談ですが僕の家のファミリー向け冷蔵庫を6,7月に繋ぎっぱなしにすると
基本料金を除いた使用電力だけで2000円/月掛かります。
(SANYO 2002年製 全容量355L、年間消費電力 430kWh)
ネット(コミュファ光)
休止月で1ヶ月分、再開月で1ヶ月分掛かるとのこと。(1ヶ月4000円ほど)
最低2ヶ月以上停めないのであれば変わらないとのこと。
なので繋ぎっぱなしにするしかないです。
2ヶ月間停止させるのであれば多少は意味があるかな?という感じでした。
契約事務手数料(770円)が必要です。
つまり停止・再開までに1万円近く掛かるという感じです。
もし東海圏でネットを引くならNNコミュニケーションズ(代理店)経由でキャッシュバックするのが一番お得です。
キャッシュバック有効期限が申請から6ヶ月だったのに合わせて工事を完了させましたが
その間コミュファ光からレンタルしたモバイルールーターの使用料金は0円でした。
モバイルルーターは動画を見るのに困らない速度で
3日間10GBの制限ナシで100GBを越えても利用できたのでかなり利便性は高かったです。
PremierProの動画編集ソフトのためにネット回線を家に引きましたが
そういったものがなければモバイルルーターでもアリだったなと思いました。
旅行で必要な持ち物
ここからは旅行をする人向けの内容です。
普通の人なら「車でいいじゃん」って量を積んでます。
- パニアケース3箱(フルパニア)30L
- シートバッグ75L
- バックパック40L
もっと積載する人はエンジンガードにもバッグを付けます。
基本セット
太字は3日以上の長旅をする場合に必要になります。
- 着替え・下着
- 冬用防寒着
- 充電ケーブル
- 電源タップ
- モバイルバッテリー
- バスタオル・フェイスタオル
- 浄水器
- 水筒
- 洗濯ネット
- トラベルセット1毎日用(シャンプー、ボディーソープ、洗顔、髭剃り)
- トラベルセット2数日用(洗濯洗剤、爪切り、綿棒)
- アイマスク、耳栓、ワイヤレスイヤホン(ドミトリー宿泊時に必須)
意外と忘れるのが防寒着。現在地より北へ行く場合や山を通る場合は気温が低くなるので必須です。
手間と頻度を考えて3日ごとに洗濯。宿泊所のハンガーに吊るして空調で乾かしてました。
トラベルセットは2ケース。毎日使うものとそれ以外で分けたほうが使い勝手が良くなります。
バイクに乗っていると暑さより寒さで困るので防寒着はマストです。
長旅をして意外と忘れるのが爪切り。2回目の長旅の時に忘れて買い足しました。
キャンプセット
- ダル着
- 踵履きができる靴(靴 兼 サンダル)
- ランタン・ヘッドライト
- 寝袋
- エアマット
- テント
- チェア・テーブル(食事するときに必須)
- 使い捨てBBQコンロ
- 買い物袋(キャンプ場のゴミ捨て用)
- 虫除けスプレー
- トーチバーナー・電撃殺虫ラケット(熊の抵抗策)
シングルバーナーコンロを持っていましたがBBQが楽しくて使い捨てコンロを買ってました。
北海道の熊事情が分からなかったので抵抗策を用意しましたが使いませんでした。
料理セット
- 20cmフライパン
- イワタニ シングルバーナー(市販ガスボンベが使える)
- 調味料セット(塩、コショウ、唐辛子、ラー油、マキシマム、山椒、ドレッシング、醤油)
- 百均 割り箸(BBQで大量に消費する&無いと困るため)
- ジップロック(液漏れ防止)
- 調理道具セット(ナイフ・調理用ハサミ、洗剤・スポンジ、アルコールティッシュ、キッチンペーパー、乾燥ネット)
キャンプで使う料理セットです。
北海道旅はキャンプセットと料理セットを積んでいるせいで非常に重かったです。
「もう近場か車でしかキャンプしねーぞ!」と心から思いました。
バイク
- ナビ用スマホ
- パンク修理剤(液体を流し込むタイプ)
- モバイルコンプレッサー(空気入れ)
- レバー(立ちごけすると折れます)
- レインコート・レインシューズ(雨だと足がびしょ濡れ)
北海道に入って2回立ちごけをしたので替えのレバーや応急セットは必須です。
万が一に備えてレッカーサービスは入っておくと安心感が違います。
タイヤ・オイルなどの消耗品交換ができてレッカーサービス保険も対応しているので
長旅をするなら全国展開しているレッドバロンでバイクを買うことをオススメします。
いらなかったもの
- ノートPC
- モバイルルーター
PCは貴重品なので気軽に置いて出歩けなくなるのでマジで困りました。
仕事や作業をする必要がないなら置いていきましょう。
昨今の宿には必ずWi-Fiが設置されているし山に行くと電波が入らなくなるのでモバイルルーターもいりません。
GoogleMapはオフラインマップをダウンロードしておけばネットに繋がっていなくても案内してくれます。
※渋滞や早いルートなどの情報は更新されません。
宿泊サービス
僕が使ったのはADDressという全国の拠点に定額で住めるサブスクサービスです。
30日フルで使うと宿泊費が1467円/日になるのでまず宿代が抑えられて
9割の拠点で無料キッチンが付いてるので食費を抑えることができます。
詳しい内容は調べれば出てくるのでここでは割愛します。
物品関係はAmazonか金でだいたい解決できる
新潟県の佐渡ヶ島はグルーガンが2000円(ダイソーで800円)でした。
離島は使用頻度の低い商品は物価高になる傾向にあります。
Amazonは関東・東海エリアから離れるほど配達日数が伸びる傾向にありました。
数日先の宿泊先に連絡を取り、商品の受け取りをお願いすることで利用できます。
PUDOや商業施設のロッカー、コンビニなどで受け取れるので選択肢に合ったものを使いましょう。
旅は新しい気付きを与えてくれる
以上が旅行前にやるべきことでした。
旅行は時間とお金ががないとできないので今しかできないアクティビティとして積極的にやってみましょう。
新しい視点・考え方に触れる絶好のチャンスになります!
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