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ADHD、ASD、アスペルガー、LD、発達障害。弱点と不確定要素を潰して高額な給料で働ける期間工のススメ。注意散漫のデスクワークを辞めて、ハンデが武器になる仕事へ。

お金

能力の1つに弱点があるというだけで障害者枠に分類されます。

障害者枠の求人は金額が安く設定されていて損をすることになります。

であれば工場で働いたら損をせずに済むのではないかな?と思いました。

工場は基本的に繰り返しの単純作業で、場合によっては弱点が潰れたり武器になります。

 

旅先の広島県でちょっと話し方が変だな?と思う人の話を聞いてみると

「障害者枠で雇われてヤフオク出品代行作業をして月に8万円」と言ってました。

労働単価や労働時間も分かりませんが、

障害年金・障害者控除があったとしてもあまりに少なすぎます。

 

  • 自覚症状がある、ネットの診断テストで該当した。
  • 現在障害者枠で働いていて給料の低さに不満がある。

といった悩みがあるなら苦手なフィールドよりも

対等な状況に立ちやすいフィールドで仕事して

30万前後の給料がもらえる期間工をやるべきかなと思います。

 

面接から入社直後や仕事に慣れるまでの1ヶ月間はしんどいと思いますが、

そこさえ通り越せば不確定要素は少なくなります。

障害を面接で話す法律はなく、デメリットは障害者控除が受けられないだけです。

※働く能力があるなら自動車会社側も不問のスタンスで、入社後に診断テストを受けさせられることはありません。

 

面接対策などのサポートをしてくれる派遣会社経由で働く

まずは入社する必要が出てきますが、期間工は2つの道があります。

直接雇用だと必ず面接をしますが

派遣会社だと派遣先と面接せずに入社できる場合もあります。

 

デンソーの直接雇用で面接に行きましたが志望理由は当たり前に聞かれますし

空白期間や転職の全ての理由を面接官に詰められます。

面接に不安を感じる人は派遣会社を使うことで面倒なことをパスorサポートしてもらえます。

 

誰かと話す必要がない&動きっぱなしでOK

デスクワークでは落ち着いて仕事していないと周りから変な目で見られますが

工場なら立ち仕事で誰とも喋る必要がないのでデメリットが緩和されます。

 

作業中に話しかけるのはNGというルールがあるので

たとえ誰かがあなたに用事があっても作業途中に話しかけられることはありません。

 

工場は想像外のことが起きにくく

話を覚えられなくても仕事はとりあえずできるし

喋る必要性もほぼ無いので心の平穏を保って仕事できます。

 

作業内容や目標・やることが明確

工場の仕事は出社して「今日は何の作業をやろう?」と考えなくてもいいのです。

 

 

頭のリソースを使わずに済みますし凄く気が楽です。

 

一発勝負の一方向に進む仕事

工場の仕事は基本的にベルトコンベアで流れてくるので

一発勝負で一方向にしか進まないので

「戻って見直す」という余地が無くなります。

 

組み立て工程であれば間違ったものを作ってしまっても

検査工程で弾かれるので心的負担もかなり少ないです。

 

デスクワークだと頼まれた仕事を終わらせたときに

「・・・完成したけどこれで大丈夫かなー」

と心配になって細かいところをイジくり回したくなります。

結果的に仕事が遅くなったり

良かれと思ってやったことが裏目に出たりします。

 

この一方向にだけ進むという環境は

デメリットが潰れる最大の要因かなと思います。

 

教育が終わると基本的な作業について指示は出なくなる

基本的な作業の教育は数日~1週間程で終わります。

一人で仕事を安定して回せるようになってくると自信が付いてきます。

慣れを通り過ぎて余裕になりすぎると他事をしたくなりますがそこは我慢です。

 

製造マシンや出荷・搬送でトラブルが起きない限りは

仕事のルーチンが変化することはないので

この状態で安定してしまえば弱点を潰すことができます。

 

失くしものをしたり道具がなくてパニックになることがない

道具が多いとそれだけで頭のリソースが割かれることになります。

事務系は細々したものがたくさんあるし

現場系だと必要な道具が多い上に判断力や力仕事を求められるので

頭も体も疲弊しやすい働き方です。

 

工場のライン作業だと道具は多くても2つくらいしか使いません。

休憩などで離れるときは必ず定位置管理で道具を元に戻すので

きっちり守っていれば道具をなくすことがないです。

 

マニュアルが動画化されている

覚えることが少ないのが工場の仕事の魅力ですが、

文章マニュアルだとその読解に苦しむことがあります。

専門用語があったり具体的にどこを指しているのかが理解できず

何度読んでも結局不明なままだったりします。

 

最近の工場では新人をいきなり現場に投入する

OJT(オンザジョブトレーニング:実践で覚えさせる教育方法)ではなく

GoProやライン外から撮影した動画マニュアルで

繰り返し復習することができるようになっていて

読字や書字にデメリットを抱えている人でも

覚えるハードルが低くなっています。

 

繊細な人はチェック工程が向く

チェック工程は製品に異常がないかチェックする工程です。

正常な製品を大量に見ていくと周辺視野で見ても

異常品を一瞬で見つけられるようになります。

 

特定のことに固執する性格と噛み合うと

チェック工程では強みになるので

周りから評価されるようになります。

 

自動車系の工場はたとえ時間に余裕がないところでも

「自分で判断しないで全て報告してくれ」というスタンスです。

なので少しの異常や違和感でも感じたら

報告をするほうが結果的にプラスになります。

 

オススメしたい期間工の会社

軽作業が多いパーツ系メーカーが良いです。

 

車体系メーカーだと

製造ラインがベルトコンベアでひと続きになっているので

ミスや遅れが許されない環境ですが、

パーツ系の工場は製造ラインが短く

ある程度マイペースに作業できる場合があるので働きやすい環境です。

女性が多いので体育会系の空気が苦手な人にもオススメです。

 

40歳以上の人も多く働いているので

年齢的にいろんな知識があり理解がある人が多く

邪険に扱われることは少ないです。

 

どのメーカーでも月給20万円以上は貰えるので

生活に困ることはありません。

 

オススメしない期間工の会社

トヨタ自動車は作業スピードが早いです。

給料が高い分要求される能力も高いです。

 

デンソーもパーツ系メーカーの中ではそれなりに早いです。

スピードを求められる部署に入ったときは

心の余裕がなくなるので仕事が好きではありませんでした。

 

一番大事なのは無理なく働き続けることができれば大きく稼げるという考え方です。

暮らしが安定していけば心の余裕も自然と出てきます。

 

一人前の稼ぎを手に入れて人並みの生き方をする

以上が発達障害の方へ向けた解説でした。

 

仕事自体は難しくないし残業代もしっかり出る。

かなり良い労働環境だと感じます。

 

 

それでは!

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